どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。
マンガでも人気の『アイヌ文化&アイヌ文様』。
アイヌ民族の面白さをお伝えしつつ、感化されて描いた絵をのせます。
【いま人気のアイヌ文化&アイヌ文様がおもしろい】
アイヌ民族は、北海道・東北の北部・樺太・千島列島に暮らしてきた民族です。
「アイヌ」とはアイヌ語で「人間」を意味する言葉。
約3万年前から狩猟生活をしていました。文明との接触もあり、石器から鉄の道具へ持ちかえ、狩猟生活を続けています。
本州から来た和人と交易しつつ、摩擦も起きるようになります。病(天然痘)も持ち込まれ、多くのアイヌ人が亡くなったりしました。
蝦夷が「北海道へ」
明治政府が蝦夷を「北海道」と改め、日本の土地となります。アイヌ人は自由に狩猟ができなくなったんです。
「野蛮な文化」ということでアイヌ人の風習が禁止され、多くのアイヌ文化が衰退。
いま現在は再生と伝承の活動が行われています。
アイヌ文様とその意味とは
アイヌ民族は衣服などに独特のアイヌ文様をほどこします。
アイヌ文様には「魔除け」の力があるとされているんですね。
文様の形は以下が基本↓
- モレウ(うずまき文様)
- アイウシ(トゲの文様)
- シク(ひし形の目)
が基本。あとは「ラムラム(うろこ文様)」だったり、身の回りの自然がモチーフ。それらが自由に組み合わさりアイヌ文様となっています。
でも意味や由来を知る人がすでに少なかったため、謎も多いみたい。
漫画『ゴールデンカムイ』によってアイヌ文化が人気に
最近は漫画『ゴールデンカムイ』によってアイヌ文化が若者の間でも人気です。
ちなみに雑誌『non-no』の「ノンノ」はアイヌ語からきていて、「花」という意味。
『シシャモ』や『ラッコ』や『トナカ』もアイヌ語。
北海道の地名はだいたいアイヌ語からきてるものが多いです。登別・幌別・紋別などの「別」は、アイヌ語で川を意味する「ペッ」といった具合。
「カムイ」とはアイヌ語で「すべての自然や道具に宿っている神/精霊」をあらわす言葉です。
アイヌ文様の絵『文化と文様シリーズNo.002 アイヌ/キムンカムイ』
「キムンカムイ」とはアイヌ語で「山の神」。アイヌの人たちはヒグマを山の神として崇めます。
そんなアイヌ文化に感化されて絵を描きました。
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